日本の伝統食かつおぶしとだし文化を応援するページです。かつお節の魅力を知り、多くの方においしさを語り継いでいただきたいと思います。どうぞお楽しみください。
かつお節は生の鰹(かつお)から“生切り”“籠立て”“煮熟”“骨抜き”“焙乾”“削り” “カビ付け”の工程を経て、6カ月以上の時間をかけて、1本1本ていねいに仕上げていきます。“焙乾(ばいかん)”(節を燻し乾燥させる工程)によって、節の水分を抜き、脂肪分の酸化を防いで香りを引き出します。さらに最終工程の“カビ付け”作業(優良カビを節に付けさせ、日干す作業)で、保存性と味、香りを向上させ“本枯節(ほんがれぶし)”として完成させます。
かつお節の製造は、それぞれの作業に技術、繊細な感性が必要で根気と手間がかかり、仕上げる職人の技と気持ちが、このすばらしい日本の伝統保存食をつくり出します。